ー道下 大樹(みちした だいき)ー

■ 基本プロフィール(Basic Info)

氏名道下 大樹(みちした だいき)
/Michishita Daiki
出身北海道 上川郡 新得町
学歴中央大学法学部 法律学科 卒業
北海道旭川東高等学校 卒業
所属政党立憲民主党(副幹事長)
現在の役職総務委員会/委員
予算委員会/
委員
情報監視審査会/
委員
選挙区衆議院北海道1区
当選回数衆議院 3回(2017年、2021年、2024年)
北海道議会議員 2期
年齢49歳(1975年)
世襲・継承地盤継承横路孝弘氏の元秘書)

■思想・スタンス (Ideology & Stance)

 各報道機関(朝日毎日NHK読売日テレ)のアンケート回答を分析すると、立憲民主党の主流派といえるリベラル・護憲」の姿勢が明確です。自民党が推進する政策には「NO」、自民党がためらう改革には「YES」を突きつける「自民党政治の真逆を行く」思想を持っています。また、「人権・多様性」への強いこだわりに加え、経済政策ではインボイス廃止や教育無償化を掲げ、企業よりも家計を直接温める「ボトムアップ型(弱者救済・家計支援)」を徹底して主張しています。

重要法案賛否履歴
スパイ防止法慎重・反対寄り
(過去に類似の「特定秘密保護法」や「共謀罪」に強く反対しており、人権侵害の懸念から慎重な立場(リベラル標準))
防衛費増額・増税反対
(予算委員会にて、財源なき防衛費増額や復興税の転用に対して反対・懸念を表明)
インボイス制度反対
(立憲民主党としてインボイス制度の廃止法案を提出しており、反対の立場)
選択的夫婦別姓賛成(個人の尊厳と多様性を尊重)
同性婚・LGBT理解増進法賛成(「誰一人取り残さない社会」を掲げる)
憲法改正反対
(憲法審査会にて「改憲ありき」の手法に懸念を表明。9条改正には反対だが、議論自体は否定しない「論憲」の立場)
原発再稼働反対
(原発ゼロを目指し、再生可能エネルギーへの転換と省エネ推進)
外国人参政権無回答または慎重
近年の主要アンケートで回答しておらず、積極的な推進発言も確認できない
企業・団体献金の禁止賛成
(2024年の政治改革特別委員会等で、企業・団体献金の全面禁止を主張し、法案提出にも賛同)
皇位継承問題(女性・女系天皇)賛成(党の方針)
(立憲民主党が「女性宮家の創設」や「皇族数の確保」に前向きであり、安定的な皇位継承の観点から賛成寄りであると推測)
年収の壁・最低賃金1,500円への引き上げ
教育無償化賛成(大学授業料の減免や、給付型奨学金の対象拡大を主張、チルドレンファースト)
マイナ保険証反対
(従来の健康保険証の廃止に反対し、存続を求める党の方針と一致。)
メガソーラー慎重
(選挙公報等で「過度な偏重は危険」とし、地域環境との調和(ベストミックス)を主張)

■資金と支援基盤 (Money & Support)

 資金と支援基盤から見える特徴は以下の通りです。

  • リベラルの正統後継者:横路孝弘氏(元衆院議長)の強固な後援会組織を継承。
  • 生活者重視の必然性:大企業ではなく労働組合がバックにいるため、政策は「ビジネス優先」よりも「働く人の生活(賃上げ・家計支援)」に直結。
  • 外交はハト派:所属議連からは、中国やアジア諸国とのパイプ役・対話を重視する傾向が見て取れる。
項目内容・詳細
主な支援団体連合北海道(労働組合)
自治労や北教組(教職員組合)などの官公労系が最大勢力

旧・横路孝弘後援会
「北海道のプリンス」と呼ばれた横路氏から引き継いだ強固な市民組織
所属議員連盟日中友好議員連盟(中国との対話重視)
・立憲フォーラム
・原発ゼロの会
資金力・資産一般的な野党議員水準
2023年の所得公開では約1,822万円を計上。
派閥領袖クラスのような巨額資金はないが、組合支援やパーティー券収入により安定
※資産公開でも特筆すべき巨額資産はなく、庶民派をアピール

■実績・活動 (Performance)

主な実現政策・取り組み

  • 奨学金減税の提案:奨学金の返済額を「所得控除」の対象とする制度を国会で提案。若者の手取りを増やし、結婚・子育てへの経済的ハードルを下げる具体策として政府に導入を迫る。
  • 鉄路・物流網の維持:国土交通省に対し、JR北海道や貨物鉄道への国費支援を継続的に要請。単なる赤字補填ではなく「日本の食料基地を支える物流インフラ」として国が責任を持つよう働きかけ。

国会での活動・スタイル

議員立法(衆議院)

在籍期提出数順位(465人中)
48期(2017/10/22~)2本(筆頭0本)100位
49期(2021/10/31~)16本(筆頭2本)20位
50期(2024/10/27~)0本
データ引用元:道下大樹 衆議院議員 基本情報と活動実績

本会議発言(衆議院)

在籍期発言(文字数)順位(465人中)
48期(2017/10/22~)2回(6135文字)165位
49期(2021/10/31~)5回(18811文字)37位
50期(2024/10/27~)0
データ引用元:道下大樹 衆議院議員 基本情報と活動実績

政党所属履歴(一貫性)

  • 履歴:民主党(職員・秘書) → 民進党 → 立憲民主党(結党メンバー)
  • 一貫性:旧社会党系(リベラル)の主流派として、一貫して同じグループで活動。

■リスク・検証データ (Risk & Verification)

金銭的不祥事

  • 裏金・不記載問題:収支報告書における不記載や還流(キックバック)の指摘・報道なし
  • 過去の法的トラブルなし

教団との接点

  • 旧統一教会接点なし
  • 創価学会接点なし
  • その他の教団接点なし

選挙・支持基盤

 労働組合(連合)依存であり、地盤は強固ですが、相手候補(自民・船橋利実氏)との票差は毎回接戦です。(2021年衆院選:道下(11.8万) vs 船橋(10.6万))

  • 強味組織票が堅い
  • 弱み:労働組合の代表とみられやすく、組合に入っていない層からは支持を得にくい

政策・発信

  • 対案提示型:SNS等では「政府批判ばかり」という一般的野党への批判リプが見られますが、実績データ(議員立法提出数:49期で20位)が示す通り、実際は「対案・法案提出」が多い
  • エネルギー政策:北海道では電気料金高騰が死活問題となっていますが、道下氏は原発再稼働には一貫して慎重・反対の立場です。しかし、それに代わる安価で安定した電力供給の具体策が示されておらず、現実的な解決策が不明瞭な状態と言えます。

■結論(Conclusion)

 道下議員は、『提案』と『批判』は一流ですが、それを『実現』する腕力が不足しています。北海道の経済を守ると言いながらエネルギー問題の現実解を持たない、まさに典型的な『高スペックな野党議員』です。 一方で、そのクリーンさと実務能力の高さは本物であり、党勢や環境の変化次第では、化ける可能性を秘めた人物とも言えます。

※この結論は公的なデータを基にしていますが、筆者による独自の分析・見解が含まれます。

■情報ソース (Sources)

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