ー池田 真紀(いけだ まき)ー

■ 基本プロフィール(Basic Info)

氏名池田 真紀(いけだ まき)
/Ikeda Maki
出身東京都 板橋区
学歴北海道大学大学院 公共政策学教育部 専門職学位課程 修了(公共政策学修士)
高校 中退
所属政党立憲民主党
現在の役職国会対策委員会/副委員長
安全保障委員会/委員
予算委員会/委員
選挙区衆議院北海道5区
当選回数衆議院 2回(2017年[比例]、2024年)
年齢53歳(1972年生まれ)
世襲・継承なし
(元板橋区職員、福祉NPO代表、シングルマザーからの立候補)

■思想・スタンス (Ideology & Stance)

 各報道機関(毎日朝日NHK読売日テレ)のアンケート回答や活動実績を分析すると、現場主義のリベラル・福祉専門家」としての色が鮮明です。自身のシングルマザー・生活保護ケースワーカーとしての経験に基づき、「誰ひとり置いてきぼりにしない」をスローガンに、貧困対策や多様性の尊重を最優先しています。外交・安保ではハト派の姿勢を崩さず、防衛費増額や核共有には明確に反対しています。

重要法案賛否履歴
スパイ防止法個別の法案賛否なし
(個人の権利侵害の恐れがあるとして、党の方針同様に慎重姿勢)
防衛費増額・増税中立
(2024年日テレ調査にて「日本の防衛力をさらに強化すること」に対し「どちらとも言えない」と回答)
インボイス制度反対
(小規模事業者への負担増を懸念し、廃止・見直しを主張)
選択的夫婦別姓賛成
(個人の尊厳とジェンダー平等の観点から強く推進)
同性婚・LGBT理解増進法賛成
(「誰ひとり取り残さない」理念の核心として、法制化に賛成)
憲法改正反対
(9条改正や自衛隊明記には反対。立憲主義を守る立場)
原発再稼働反対
(将来的な原発ゼロを目指し、再生可能エネルギーへの転換を主張)
外国人参政権参政権に関する直接の回答なし
(「外国人労働者の受け入れ」に対し「今より抑制すべき」と回答しており、権利拡大には慎重な可能性)
企業・団体献金の禁止賛成
(企業献金を禁止し、個人献金中心の政治への転換を主張)
皇位継承問題(女性・女系天皇)賛成
(女性天皇・女系天皇の容認に肯定的)
年収の壁・最低賃金引き上げ
(最低賃金1,500円への引き上げと、年収の壁解消をセットで主張)
教育無償化賛成
(国公立大学の無償化や奨学金制度の拡充を訴える)
マイナ保険証反対
(健康保険証の廃止に反対し、現行維持を求める)
メガソーラー慎重
(環境破壊を伴う乱開発には懸念を示し、地域合意を重視)

■資金と支援基盤 (Money & Support)

 資金と支援基盤から見える特徴は以下の通りです。

  • 労働組合の全面支援:連合北海道(自治労・北教組など)から強力な組織的支援を受けています。福祉・介護現場からの草の根の支持も厚いのが特徴です。
  • クリーンな資金運用:世襲議員のような資産はなく、カンパやパーティー券、党からの交付金が活動資金の中心。相手候補(自民・和田義明氏)の裏金問題との対比で「クリーンさ」を強調し支持を広げました。
  • 野党共闘の象徴:過去の選挙(2016年補選など)から野党統一候補として戦った経緯があり、共産党や社民党支持層からも一定の票を得る「野党共闘のハブ1」としての機能を持っています。
項目内容・詳細
主な支援団体連合北海道(北海道教職員組合、全日本自治団体労働組合など)

立憲民主党サポーターズ市民団体(安保法制反対グループ等)
所属議員連盟原発ゼロの会立憲フォーラムなど
(リベラル・護憲系議連が中心)
資金力・資産庶民派
資産公開でも特筆すべき資産はなく、報告書も適正。「普通の市民感覚」が売り。

■実績・活動 (Performance)

主な実現政策・取り組み

  • 議員立法の積極提出:1期目(2017-2021)において、野党新人ながら「生活保護法等の一部を改正する法律案」「低所得である子育て世帯に対する緊急の支援に関する法律案」など計12本の法案を提出。福祉のプロとしての専門性を発揮しました。
  • 被災者支援の法整備:北海道胆振東部地震の際、被災者生活再建支援法の適用や運用の改善について、現場の声を国会に届け、政府に対応を迫りました。

国会での活動・スタイル

  • 質問実績:福祉事務所での実務経験(生活保護ケースワーカー等)を武器に、委員会質疑では具体的な制度の不備を突く「実務的追及」を得意とします。
  • 質問主意書:9本(48期(2017/10/22~)

議員立法(衆議院)

在籍期提出数順位(465人中)
48期(2017/10/22~)12(筆頭2本)23位
50期(2024/10/27~)0
データ引用元:池田真紀 衆議院議員 基本情報と活動実績

本会議発言(衆議院)

在籍期発言(文字数)順位(465人中)
48期(2017/10/22~)5回(19338文字)58位
50期(2024/10/27~)0回
データ引用元:池田真紀 衆議院議員 基本情報と活動実績

政党所属履歴(一貫性)

  • 履歴:無所属(民主・共産・社民推薦)→ 立憲民主党(結党時より参加)
  • 一貫性極めて高い。 2014年の初挑戦時から一貫して「反自民・非共産(ただし共闘は是)」の市民派リベラルの立場を崩していません。2023年には北海道知事選にも無所属(立憲推薦)で挑むなど、党の顔として困難な選挙にも挑み続けています。

■リスク・検証データ (Risk & Verification)

金銭的不祥事

  • 裏金・不記載問題なし。 2024年衆院選では、対立候補の和田義明氏(自民)が990万円の不記載問題で処分されたことを厳しく追及し、自身のクリーンさを対比させました。
  • 過去の法的トラブルなし

教団との接点

  • 旧統一教会接点なし
  • 創価学会接点なし
  • その他の教団接点なし

選挙・支持基盤

  • 強み「現場感覚」と「同情票」。 シングルマザーから国会議員になった苦労人としてのストーリーに加え、知事選落選や前回衆院選惜敗を経て、判官贔屓的な支持も広げました。
  • 弱み「選挙の不安定さ」。 2024年は相手の不祥事(敵失)による勝利の側面が強く、保守地盤の強い北海道5区で、自身の基礎票だけで勝ち切れるかは未知数です。また、福祉以外の経済・産業政策での存在感はまだ薄いと言えます。

過去の処分・党内対立

  • 特になし

政策・発信

  • 「福祉は政治」: 元ソーシャルワーカー・シングルマザーとしての実体験に基づき、「政治の最大の役割は生活の底上げにある」と一貫して主張しています。
  • 「誰ひとり置いてきぼりにしない」: 自己責任論を否定し、行政が積極的に介入して困窮者を救う「公助」の重要性を訴えています。
  • 5つの「護る(まもる)」: 重点政策として以下の5本柱を掲げています。
  1. 暮らし: 消費税減税、インボイス廃止。
  2. 雇用: 介護・保育職の給与引き上げ、最低賃金1500円。
  3. 食・環境: 農業者戸別所得補償制度の復活。
  4. 地方: JR北海道など地域公共交通の維持・支援。
  5. 平和: 専守防衛の堅持、憲法9条改悪反対。

 議員立法の積極的な提出など、野党新人としての国会活動が評価される一方で、SNS上では厳しい世論に晒される局面も見られます。特に注目されるのが、日本保守党の北村晴男参院議員によるX(旧Twitter)での引用リポストと、それを報じた日刊スポーツの記事です。当該投稿および引用元の返信欄は、池田氏や立憲民主党に対する辛辣な批判で埋め尽くされており、擁護や肯定的な意見は皆無に近い状態となっています。

  • 「総理に上から目線で無礼だ」「議員として適切でない」「辞職すべき」などの意見
  • 「立憲民主党はしつこい」「時間の無駄だ」「国会の議論を壊している」といった批判
  • 立憲民主党の質疑が国益を損なっているという意見

■結論(Conclusion)

 池田議員は、「実務能力と情熱を兼ね備えた、野党の福祉エース」です。 単なる批判だけでなく、1期目に12本の法案を提出した実績が示す通り、対案を出す能力は党内でも高く評価されています。「生活保護の現場を知る政治家」という希少性は、国会において極めて重要な価値を持ちます。一方で、これまでの選挙戦績(勝ったり負けたり)が示す通り、地盤の脆弱さは否めません。2024年の勝利を「相手の敵失」で終わらせず、次期選挙までに福祉以外の分野でも「頼れる政治家」としての像を確立できるかが、長期政権への鍵となります。

※この結論は公的なデータを基にしていますが、筆者による独自の分析・見解が含まれます。

■情報ソース (Sources)

  1. 多くのもの(人、モノ、情報など)が集まり、そこから再び分岐・拡散していく「中心的な存在」や「結節点」を指す比喩表現 ↩︎
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